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新潟県中越地震から20年 ~耐震についての共同研究~

2024年10月24日
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こんにちは!
設計担当の大橋です。
新潟の暮らしに合った高気密・高断熱住宅を皆様にお届けするために日々邁進しております!

さて、20年前の10月23日、新潟県中越地方を震源とする
マグニチュード(M)6.8の大地震が発生し、土砂崩れや民家の倒壊など甚大な被害を及ぼしました。

私たち家の作り手としても、「確かな性能」で「安心して生活してもらえる」住宅を目指す使命があります。

(株)アップデートでは新潟工科大学の建築都市学系・建築振動研究室の
涌井将貴准教授協力のもと、
平屋・2階建ての建物に地震などの荷重や振動が起こった際に、
その状況を数値化し、リアルタイムで確認するための研究を共同で行なっています。

今回は、その計測結果の一部をご紹介したいと思います!!


現在、長岡市の蓮潟平屋リーフモデルハウスや蓮潟の2階建てモデルハウス、
一部モデルハウスに、振動・衝撃による揺れ(移動距離)を観測する「計測センサ」を設置しています。
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    振動・衝撃による揺れ(移動距離)を観測する「計測センサ」を設置の様子
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    計測センサによる振動評価システムイメージ
  • 最大震度5強を計測した、2024年6月3日の石川県能登半島沖地震で、
    蓮潟地域でも、震度3相当の地震が起こりました。


    周囲の揺れに対して、計測したモデルハウスはどのくらい動いたのか???

    結果はこのようになりました!

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    結果から、
    震度3相当の地震に対して各モデルハウスの揺れが一般的な住宅と比べ、

    非常に小さいことが証明されました!


    その秘密は・・・
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    外回り全面に貼られた構造用MDF耐力面材により
    土台、柱、横架材を一体化しているからです。
  • また、平屋の場合、2階建てに比べて高さが低い分、揺れの影響を受けにくいため、
    耐震性能で選ぶのであれば、平屋が優良と言えます。


    この実験データを利用することで
    冬の降雪時に、屋根に雪が積もったときと、積もっていないときの振動の違いから
    屋根にどのくらいの重さの雪が積もったか を計測することもできます。

    冬の適切な雪下ろし時期を判断できるそうですよ!
    すごいですね!

    今後の研究結果も分かり次第、みなさまに伝達していこうと思います!
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